今日の音楽用語・音楽記号(9月25日):ムジカマニフィカ/正統派クラシック.com
楽譜に書かれている用語や記号は、ただの「指示」や「ルール」だと思っていらっしゃいませんか?
もちろん、その指示とルールに従って、音楽家は演奏していますし、教育者は教授しています。
しかし、それだけではありません。
作曲者の思いとして、音符、休符の長さ、音程に従って「こんな風に表現してもらえたら、この曲は活きる。」ということを記したものなのです。
楽譜に記された用語や記号は、活き活きと表現するための指標…意外にも私たちを表情豊かに美しくしてくれる言葉です。
今日を美しく生きるために、この言葉を意識してみてはいかがでしょうか。
【美しさのための今日の音楽用語】
速さ・強さを同時に変化させるときの表示法その2
副詞を用いて、表す方法。
例:smorzando(消えるように)、perdendosi(消えるように)、calando(次第に穏やかに)=次第に弱めながら遅く。
例:allargando(次第に幅広く)=次第に遅めながら強く。
イタリア語の副詞は、発音するだけでその意味に結びつきそうな、美しい響きとイントネーションを持っていますね。きっと日本語も美しい話し方があるのでしょう。
【今日のおススメ動画】
映画「私より幸せな者は誰だ?」(1938)でティト・スキーパ(テノール)が歌う「私と月」
Tito Schipa “Io e la luna” – Chi è più felice di me? Film 1938
https://www.facebook.com/ClassicaRevivalPage/videos/721679134683591/
美しい女優さんと素敵な歌声・・・良い時代ですよね。
声楽家だから教えられる【口腔美メソード】
口腔内の筋肉と表情筋を鍛えるストレッチの後には、抒情歌を何曲か歌って筋肉の動きを促進していきます♪
◇10月18日(木)
◇11月15日(木)
14:00~15:15
※9月から20分程度、歌う時間を作ります。ストレッチの効果をしながら歌ってみてください。
吉祥寺第一ホテル 6階チャペルにて
受講料 3000円
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